リブ（LIV）ゴルフ・インビテーショナルシリーズという新リーグがついに開幕！
グレッグ・ノーマンがCEOを務めており、サウジアラビアのオイルマネーの支援を受けている新リーグ。
ただ、PGAツアーが新リーズに参戦した選手の出場権を停止するという公表もあったり、人権問題や政治絡みの話があったり、巨額の賞金が動いていたりと、なかなか複雑な状況となっている印象。
ということもあり、新リーグに出場している選手の半数くらいは、事前にPGAツアーのメンバーシップを返上していたりもする。
新リーグの概要については「ゴルフ界を分断する新リーグ、「リブ・シリーズ」のポイント」の記事が参考になる。要点をまとめるとこんな感じ。
- 全8戦が予定されている
- 個人戦と団体戦でポイントと賞金を競い合う
- 3日間54ホールのストロークプレー
- ショットガンスタート（各組が別々のホールから同時刻にスタート）
- 7戦終了時に、最も多くポイントを集めた選手が個人戦のチャンピオンになる
- 最終第8戦は、マッチプレー方式のチーム選手権
- 史上最高額の賞金額（サウジアラビアの政府系ファンドが後援）
- レギュラーシーズン大会の賞金総額は2500万ドル（約33億5000万円）
- レギュラーシーズン大会の優勝賞金は400万ドル（約5億4000万円）
- 7戦終了後、個人戦の上位3人に合計3000万ドル（約40億円）
- 最終戦のチーム選手権の賞金総額は5000万ドル（約67億円）
なんでPGAツアーともめてまで出場するのかなと思っていたけど、こういう賞金額だったり新しいリーグの可能性に魅力を感じているのだろうか。
確かに賞金額はものすごい感じだよね…！
ちなみに日本ゴルフツアー機構（JGTO）は出場を容認していて、日本勢も数名出場している。
1日目の結果をピックアップ。
- 首位はシャール・シュワルツェルで5アンダー。
- フィル・ミケルソンとダスティン・ジョンソンは1アンダーで7位タイ。
- 谷原秀人はイーブンパーで11位タイ。
- 木下稜介と香妻陣一朗は3オーバーで24位タイ。
プレーの様子は公式サイトに動画が公開されているので無料で視聴することができる。解説などは英語だけどね（笑）
あとはDAZNでも配信されている。
いろいろと複雑な状況となっているけども、有名選手のプレーを見る機会が増えるということであれば、いちファンとしては単純に嬉しいことなんだけどね。
特に久しぶりに見るフィル・ミケルソンはひげもじゃになっていて新鮮な風貌（笑）
2022.06.12追記
リブゴルフがなぜこんなに騒がれているかを解説してくれている記事があったので追記しておく。